2025年8月10日・年間第19主日(C)
- Bahay San Martin
- 1 hour ago
- 2 min read
知恵18.6-9‘・詩編33.12+13,14+15,20+21・ヘブライ11.1-2,8-19・ルカ12.32-48
今日のみことばの典礼は、今日の朗読にのみ限ったものではなく、私たちが神さまのみことばを黙想する度に、3つの主要でかつ共通なテーマがあるという事を教えてくれます。今日の朗読は、深い信仰のうちにとどまり、そして、いつも信仰を深めるために時間を費やすようにと、私たちにとても具体的に教えてくれています。
また、私たちは、キリスト者としての日々の招きに応えるようにという事を思い起こします。時々、私たちは、「招きに応える義務」という言葉を使います。キリスト者としての義務に応える人は、キリスト者としてのおこないへの招きにすぐに応える人であり、隣人の兄弟姉妹となる事を怠らない/切り捨てない人です。これらの事を前提に、私たちは、キリスト者としての生活の中での備え、あるいは心構えの持つ意味について理解します。つまり、素早く応える事を意味しているのです。人はキリスト者としての義務に対して、責任を持って受けとめ、これを果たす事に誠実であるようにという事を心から知る時、イエス様と出会うための準備がよくできるのです。ここでは、信仰のうちに、信じるという事のみならず、日々をどのように生きるのかという事を指しています。
もう一つのポイントは、イエス様を信頼するという事です。イエス様は、私たちに大いなる約束をしてくださり、私たちは、イエス様に身を委ねます。イエス様に従い、イエス様ご自身とイエス様の教えをもっと知るという事は、必ず私たちをもっと大いなる平和とほんとうの自由へと導いてくれるでしょう。私たちは、すでにイエス様のご受難と死とご復活における、神さまの救いの御業の受け取り手となっています。そして、私たちは毎日、イエス様を信頼し続けています。私たちがはっきりと知らない、これから先にあるものは、いつも私たちにとって良いものであり、神聖なもののためにあります。
これらのキリスト者にとって大切な3つのアドバイスは、確実に、巡礼する人々が自分たちの義務への招きに応え、未来の事に対して常に神さまに身を委ねるという事を思い起こさせてくれます。